車いすバスケ 日本男子初の銀 大黒柱の藤本「真っ向勝負で戦えた」

 「東京パラリンピック・車いすバスケットボール男子・決勝、日本60-64米国」(5日、有明アリーナ)

 男子決勝で、日本は米国に60-64で敗れて銀メダルだった。日本の男子は初めてのメダル獲得。米国は2連覇となった。

 頂点には届かなかったが史上初の銀メダルを手にした。米国相手に4点差と善戦。大黒柱の藤本は「世界一の舞台で世界一の相手に真っ向勝負で戦えた」と胸を張った。

 最後まで激戦を繰り広げた。第4Q残り約5分で一時5点のリードを奪ったが、米国に4連続得点を許し逆転負け。「バスケットの勝ち方というものをわれわれにちゃんと示してきた」。涙を流す選手、唇をかむ選手、それぞれが悔しさをにじませた。

 ただ、「この悔しさを僕だけじゃなくて初出場の他の選手もかみしめながら最後のブザーを聞けたことは、日本がもっと強くなるそういう手応えを感じた瞬間だった」。今回逃した金メダルは、パリで必ず手に入れる。

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