東京パラの選手村が閉村 宿泊棟、住宅向け改装へ

 東京パラリンピックに参加した選手、関係者が滞在した東京・晴海の選手村が8日、閉村した。出国のピークは既に過ぎていたものの、この日も海外の大会関係者らを乗せたバスが、夕方までに空港に向けて頻繁に出発した。国旗が飾られたままになっているバルコニーもあった。

 21棟ある宿泊棟は今後改装されて全5632戸の分譲・賃貸住宅になり、2024年3月に入居が始まる。

 五輪同様、パラでも選手らがSNSで選手村の食堂の料理を絶賛。クリーニングサービスや美容室での対応に感謝する投稿もあった。丸川珠代五輪相は「食堂で日本文化を大いに発信できた」と振り返った。

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