御嶽海、打倒・照ノ富士に闘志「新横綱に初黒星つけたい」
「大相撲秋場所」(12日初日、両国国技館)
関脇御嶽海(28)、出羽海=が9日、都内の部屋で基礎運動、ぶつかり稽古を中心に調整した。稽古後、電話取材に応じ「本当にいつも通りっていう感じ」と語った。
2年前に優勝した秋場所で目指すはV3。最大の敵は新横綱照ノ富士になる。対戦は5連敗中で5戦すべて寄り切られて完敗しており「最近、番狂わせを起こせなくなってしまったんで、ちょっと新横綱に初黒星を付けたいなという気持ちではいる」と一矢報いたい思いは強い。
東前頭筆頭の豊昇龍(22)、西前頭3枚目の琴ノ若(23)ら20代前半の若手も番付を上げてきた。大関候補と呼ばれ続ける28歳は「下から若い者たちがきているので、譲れない部分はある」と意気込んだ。