早田ひな 高校女王に貫禄勝ち「私はエース、絶対負けられない」Tリーグ4連覇へ好発進

第2試合のシングルスでプレーする日本生命・早田=大田区総合体育館
第1試合のダブルスでプレーする日本生命の森(右)、長崎組=大田区総合体育館
九州に勝利し笑顔の日本生命の選手たち=東京・大田区総合体育館
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 「卓球・Tリーグ、日本生命3-1九州」(10日、大田区総合体育館)

 女子の開幕戦が行われ、3連覇中の日本生命が今季から新規参入の九州を下した。第1試合のダブルスは、森さくら・長崎美柚組が、19年世界選手権銅メダルの佐藤瞳・橋本帆乃香組に殊勲の先勝。第2試合は、世界選手権代表の早田ひな(21)が高校女王の横井咲桜(17)を破るなど、4連覇に向けて好発進した。

 早田は初対戦の高校女王に力の差を見せつけ、エースの役割を果たした。昨季の開幕戦は早田自身が2敗を喫し、チームも黒星スタートという悪夢の滑り出しとなったが、今季は好発進で払しょく。今夏の東京五輪では代表補欠として帯同し、勝負所で狙って得点を決める重要性を再確認するなど、自身の課題をより明確にしてきた。「相手は(挑戦者として)負けて当たり前という感じで色んな技術を思い切りやってくる。私はエースとして出させてもらい、絶対に負けられない緊張感の中でどれだけコースを打ち分けるか(が課題)だった。そこは昨年の(開幕戦の)反省を生かすことができた」と胸を張った。

 今年11月の世界選手権シングルス代表の座も初めてつかんだ大型サウスポー。3年後の五輪代表争いに向けた戦いも始まっているが、「1つ1つクリアしていってパリ五輪があると思っている。目の前の試合でしっかり結果を出せるように」と足元を見つめた。

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