男子バレー中垣内監督「初戦の入りが大事」 12日にアジア選手権開幕 主将・石川祐希は先発回避へ

 バレーボール男子日本代表が11日、千葉ポートアリーナで12日から開幕するアジア選手権に向けて公式練習を行った。オンラインで取材に応じた中垣内祐一監督(53)は初戦のカタール戦に向けて「どのトーナメントも初戦の入りが大事。五輪後初の試合でコンディションも難しいところがあるけど、スタートから油断なく全力で戦いたい」と意気込みを語った。

 五輪後初の公式戦となるが、主将の石川祐希(ミラノ)が練習中に背中を痛めた影響で「明日スタートするかは微妙」と中垣内監督。先発出場は回避する見通しだが、この日の公式練習では6対6のゲーム形式にも参加しており、石川自身も「軽くできているので落ち着いている。あとはフルパフォーマンスでプレーできる状態に持っていけるか。ここから上げていくしかない」と話した。

 また、今大会でシニアデビューする宮浦健人(ジェイテクト)は「強みはサーブ。そこを見てほしい」とアピール。3年後のパリ五輪に向けての第一歩となるが、「この大会で自分の力を出すことに集中したい。先のことを考えるより一日一日を全力で頑張っていきたい」と力を込めた。

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