新横綱の照ノ富士が2連勝 かど番貴景勝は連敗、小結以上で無敗は照ノ富士だけ
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「大相撲秋場所・2日目」(13日、両国国技館)
新横綱の照ノ富士(伊勢ケ浜)は、東前頭筆頭の豊昇龍(立浪)に勝ち2連勝とした。
豊昇龍は元横綱・朝青龍のおい。鋭い動きが持ち味の相手を抱え込むように捕まえると、がっちり引いた左上手をひきつけながら寄る。体重を相手に乗せるようにして寄り倒した。
両大関はかど番の貴景勝(常盤山)が霧馬山(陸奥)に何も押し出されて初日から連敗。正代(時津風)は小結高安(田子ノ浦)を押し出して初日を出した。
関脇御嶽海(出羽海)は立ち合い前に出ていったが、土俵際で北勝富士(八角)にまわりこまれ、あっけなく土俵を割り、初黒星。関脇明生(立浪)も隆の勝(常盤山)に敗れて連敗と、番付上位陣の苦闘が続いている。
小結以上の力士で無敗は、すでに横綱照ノ富士のみになった。