北京五輪でもコロナワクチン提供 バッハ氏、公開書簡で表明

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は17日、各国選手や五輪関係者に向けた書簡で、今夏の東京五輪に続いて来年2月の北京冬季五輪でも参加者に新型コロナウイルスワクチンを提供する計画を明らかにした。東京大会では中国製、米製薬大手ファイザー製のワクチン無償提供を相次いで表明し、各国・地域の選手団の約85%が接種済みで参加した。

 バッハ氏は東京大会の成功を改めて称賛し「今は北京大会の準備に集中している」と指摘。「中国のパートナーや友人と共に、冬季五輪を誰にとっても安全で安心なものにするための努力を惜しまない」と訴えた。

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