15歳の玉井陸斗は3位 須山が初V 男子3M板飛び込み

 決勝で演技する玉井陸斗
 演技前、リラックスした表情を見せる須山晴貴
 決勝で悔しげな表情を浮かべる玉井陸斗
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 「飛び込み・日本選手権」(18日、日環アリーナ栃木)

 男子3メートル板飛び込み決勝で、11日に15歳になったばかりの玉井陸斗(JSS宝塚)は395・55点で3位だった。2連覇を逃した。須山晴貴(栃木県スポーツ協会)が443・55点で初優勝を飾った。

 玉井は、予選5本目まで全て70点台のハイスコアをマークするも、6本目で大きなミスが出て4位通過。決勝では波のある演技だった。特に高難度の5本目307C(前逆宙返り3回半抱え型)は、入水が大きく乱れ、36・75点。6本目の5337D(前逆宙返り1回半3回半ひねり自由形)を完璧に決め、89・25点を獲得するも、3位に終わった。

 予選1位の須山は、決勝も全て60点以上をそろえる、安定感ある演技を披露。5、6本目は80点台をマークするなど、高難度の技を決めきる勝負強さを見せた。

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