6季目のBリーグ開幕へ 田臥勇太vs五十嵐圭、41歳最年長対決は「刺激」
バスケットボール男子Bリーグは今月末に6度目のシーズン開幕を迎える。開幕カードでは、10月1日の宇都宮-群馬で、リーグ最年長の田臥勇太率いる強豪宇都宮と、B1へ昇格した群馬の五十嵐圭、2人の同級生が激突する。開幕戦へ、田臥と五十嵐が21日、オンラインで報道陣の取材に応じた。
10月に41歳の誕生日を迎える田臥は「40を過ぎても試合で戦えるのはうれしいしありがたいこと。五十嵐選手は相変わらずキレキレのプレーをしているので、とても刺激になっています」とコメント。5月に41歳となった五十嵐も「同い年で、リーグ最年長になっている中で、コートでまた対戦できるのはお互い刺激になっている。まだまだ若い選手に負けないようにという思いで、2人で頑張っていけたら」と笑った。
また、東京五輪やパラリンピックでバスケットボールへの注目が上がっている中で迎えるシーズンに、田臥は「バスケットを見てくれる、興味を持ってくれる人が増えたと思う。Bリーグでも、見ている方の心に響くプレー、Bリーグを応援したい、好きになってもらえるようなプレーを選手はコート上で表現して、それにBリーグに関わる全ての人が力を合わせて盛り上げていけるシーズンになれば」と意気込んだ。
同じく思いを問われた五十嵐が「田臥選手と以下同文でお願いいたします」と言うと、田臥はすかさず「五十嵐選手まじめにやってくださ~い」とツッコミ。
五十嵐はあらためて「今、田臥選手が言ってくれた通り、代表選手たちがいい結果を残してくれたおかげで、日本バスケットボール界が注目してもらえていると思う。Bリーグとしても、コロナ禍で開催していくということで、バスケットボールをプレーさせてもらえることに感謝しながらプレーできたら」と答えた。