今季限りで引退の新田谷凜が2位発進 就活も終了 集大成の全日本で「心に残る演技を」

 「フィギュアスケート・中部選手権」(25日、邦和スポーツランド)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、17年ユニバーシアード銀メダリストの新田谷凜(中京大)が62・20点で2位につけた。

 冒頭に3回転フリップを決めると、ダブルアクセル、3回転ルッツ-2回転トーループも着氷。3季連続で使用するSP「Red Violin」に合わせて躍動的な滑りを見せた。後半の連続ジャンプは連続3回転の予定だったが、「悔しいけど、大きなミスなく、思った以上に点出してもらった」を納得顔で振り返った。

 今季限りでの現役引退を決めており、「就職活動もして、スケートを辞めた後の人生も決まっている。五輪選考に関わっているとは思っていないが、4年に一度の特別なシーズン。全日本で心に残る演技をすることが目標」と、固い決意を口にした。

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