ショートトラック・平井亜実 2年ぶり優勝「すごく気持ちよかった」
「スピードスケート・ショートトラック・全日本距離別選手権」(25日、帝産アイススケートトレーニングセンター)
W杯第1~4戦の代表選考会を兼ねて開幕し、女子1500メートルは平井亜実(24)=トヨタ自動車=が優勝した。同500メートルは18年平昌五輪代表の菊池純礼(25)=富士急=が4連覇を達成。男子1500メートルは平昌五輪代表の吉永一貴(トヨタ・中京大)が4大会ぶりに制し、500メートルは宮田将吾(阪南大)が初優勝を果たした。
女子1500メートルでは、24歳の平井が2年ぶりに女王に返り咲いた。4番手から1つ順位を上げると、最後1周で大外から2人を抜き最前線へ。「自信があった。すごく気持ちよかった」と笑顔で振り返った。平昌五輪フィギュアスケート男子銀メダルの宇野昌磨は所属も同じで、中京大の同期。話す機会はあまりなかったというが「マイペースさはアスリートとして必要な部分。見習っていた」という。初五輪を目指し刺激を力に変えた。