ショートトラック・平井亜実 1000メートルもVで2冠 成長実感「自信ついた」
「スピードスケート・ショートトラック・全日本距離別選手権」(26日、帝産アイススケートトレーニングセンター)
男女1000メートルが行われ、女子は平井亜実(24)=トヨタ自動車=が同種目初優勝し、前日の1500メートルに続いて2冠を達成した。平井らは10~11月の北京冬季五輪予選となるW杯第1~4戦の代表に選出された。
24歳の平井が得意の1000メートルも制し、飛躍を証明する2冠となった。決勝では中盤で先頭を滑る菊池萌を「作戦通り」にインから抜き、そのまま逃げ切った。「すごく成長を感じられた大会」と胸を張った。憧れの強豪トヨタ自動車に所属。「楽しいだけではやっていけない」という重圧と戦う中で「自分に自信がついた」。五輪枠の懸かるW杯に向け「世界との差を確認したい」と力を込めた。