横綱白鵬引退へ、最多45回優勝 36歳、右膝回復に遅れ
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大相撲で史上最多の優勝45回を誇り、長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=が現役引退の意向を固めたことが27日、関係者の話で分かった。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。
宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っている。
白鵬は右膝のけがや新型コロナ感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。