大迫傑氏 自身の設立会社から未来のスターが「生まれます!」 ワクチン接種も呼び掛ける
東京五輪のマラソン男子で6位に入賞し、現役を引退した大迫傑氏(30)が1日、都内で行われたディップ株式会社の「ワクチンインセンティブプロジェクト」アンバサダー就任発表会に出席した。
東京五輪を最後に現役を引退し、現在は後進の育成、先月27日に新法人「I」の設立を発表するなど、新たな道でさまざまな挑戦を続けている。今後の日本陸上界については、「力のある若手が育ってきている。(東京五輪では)トラックで何十年ぶりですかね、女子の選手が入賞したり、男子も3000メートル障害で入賞したり。マラソンでも僕は日本記録を2回走りましたけど、それをさらに超えていくような下の世代が育ってきているのでこれからが楽しみ」と期待。育成プロジェクトも手がける「I」からも未来のスターが「生まれます!」と自信を見せた。
今回は、昨年から同社のイメージキャラクターを務めていた縁もあって、アンバサダー就任に至ったという。ワクチンは五輪前に米国で2回打っているとし「副作用とかの話もあるけど、かかったときの後遺症だったりの方がリスクがある」と判断。また、自宅が米国にあることもあって、「そろそろ米国に帰国するんですけど、ワクチンパスポートがないと入国できなかったりとか、そうすると(自分の)子どもたちにも会えないのでそういったことも決め手になりました」と接種を決めた理由を明かした。
大迫氏は「(ワクチンを)打つことで自分も他人も守れる。それを後押しするワクチンインセンティブプロジェクトがあるので、皆さんにモチベーションを持って、それがきっかけに自分にも他人にも返ってくることをこの活動を通して伝えていきたい」と話した。