陸上女子で三つのドーピング違反 ナイジェリアのオカグバレ

 世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」は7日、女子短距離のブレッシング・オカグバレ(ナイジェリア)に三つのドーピング違反があったと発表した。2008年北京五輪で走り幅跳び銀メダルの同選手は全ての嫌疑を否定し、審問を求めている。

 オカグバレは7月の競技外検査で禁止物質が検出されたため、東京五輪の女子100メートル準決勝を目前に暫定的な資格停止処分を受けた。6月に採取した検体も別の禁止物質で陽性反応が判明。さらに、文書や電子データの提出など調査協力の求めにも応じなかった。(ジュネーブ共同)

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