川内優輝 ボストンマラソン欠場「悔しい」練習中の転倒で左膝靱帯負傷
陸上男子でプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が8日、ツイッターを更新し、トレーニング中に負傷した左膝靱帯(じんたい)に痛みがあるため、11日に行われるボストンマラソンを欠場することを明かした。
川内は18年に同大会を制しており、今回は招待選手として参加予定だったが、「現在の状態では完走できる見込みがないため出場を断念しました」と理由を説明。「招待選手として、これまで大会事務局と半年以上も打ち合わせを重ねてきて、このような事態になってしまい、情けなく、申し訳なく思います」と投稿した。
けがについては「北アルプスでのトレーニング中に転倒した際に左膝の靱帯を痛めました。10日間練習を休み、治療に専念しましたが、いまだに腫れと痛みがあります」と写真とともに状態を報告。「現在も歩行に支障があり、走る以前の状態」とし、「蓄積型の怪我を回避してきただけに、突発型の怪我で全て壊れてしまい、悔しいです」とつづった。