性的画像の通報2500件 五輪前から倍増、逮捕も

 昨年10月に行われた陸上の木南道孝記念で、観客席に向け掲げられた無許可での撮影禁止を示すプラカード=ヤンマースタジアム長居
 東京五輪体操女子で、足首まで覆うボディースーツを着て練習するドイツ選手=7月、有明体操競技場
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 アスリートへの性的な意図を持った撮影や画像拡散の問題で、日本オリンピック委員会(JOC)が被害把握のため昨年11月に設置した特設サイトに寄せられた情報提供が東京五輪・パラリンピック前後で倍増し、今月15日時点で約2500件に上ることが16日、分かった。7月上旬時点で約1300件だったが、約3カ月で急増した。警視庁などと協力して逮捕者が相次ぎ、東京大会で問題への関心が高まった背景があるとみられる。

 スポーツ界の性的画像を巡る問題は昨年8月、日本代表経験もある陸上女子選手が日本陸上競技連盟のアスリート委員会に被害を相談して表面化した。

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