羽生結弦が史上初4回転半へ「全神経と、全気力を」GPへ意気込み
22年北京五輪シーズンのフィギュアスケートGPシリーズの開幕を前に、五輪2連覇王者の羽生結弦(26)=ANA=らが18日、テレビ朝日を通じてコメントを発表した。
羽生は第4戦のNHK杯(11月12、13日・東京)と第6戦のロシア杯(11月26、27日・ソチ)にエントリー。今季テーマについて「できること、一つずつ。」と記し、「自分の中ですごく大切にしている言葉のひとつで、自分が今まで出会ってきた言葉の中でも、凄く大切にしている言葉です。今まで『進化』とか『挑戦』とか言ってきましたが、毎日出来ることは違うし、苦しんだり、楽しかったり、幸せを感じたり、悲しみを感じたり、いろんな感情がありますが、できることを一つずつ丁寧に積み重ねていきたいと思っています」と、現在の心境を明かした。
数々の偉業を打ち立ててきた“冬の英雄”は、フィギュア人生を懸けて成し遂げたいことがある。「自分の一番の目標は4回転半を成功させたいということなので、そこに向かって今、全神経と、全気力を使ってる感じです」。前人未踏の領域を見据え、羽生の季節がまた始まる。