北京の聖火リレーは3日間 コロナ対策、開催地に限定
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【北京共同】北京冬季五輪の大会組織委員会は20日、国内の聖火リレーを五輪会場がある北京と河北省張家口だけで実施すると明らかにした。期間は3日間だけで、全国各地の巡回は見合わせる。新型コロナウイルス対策を優先する姿勢を鮮明にした。北京では同日、聖火の到着式典が開かれた。来年2月4日の開幕に向けムードを盛り上げる意向もあるが、思惑通りにいくか不透明だ。
聖火は古代五輪の舞台だったギリシャのオリンピアで今月18日に採火された。北京の五輪タワーで一般公開後、冬季スポーツが比較的盛んな中国北部などの一部都市で展示する。聖火リレーは開幕直前の来年2月2日から行う。