体操・世界選手権3日目 演技後に海外選手コロナ判明で大幅遅延

 「体操・世界選手権」(20日、北九州市立総合体育館)

 大会第3日目にして、大きなトラブルに見舞われた。この日、演技を終えた5班のコロンビアの選手が帰国用に受けた新型コロナウイルスの検査で陽性だったことが判明。第5班終了時点で白い防護服に身を包んだスタッフが、全種目の器具をまんべんなく消毒。予定時間を約1時間20分遅延し、第6班の演技が始まった。

 選手は隔離措置となり、大会は21日以降も予定通り実施される。大会組織委は「今後も関係者等の安全確保を最優先に、感染拡大防止に取り組んでまいります」とコメントした。

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