バスケ男子代表ホーバス監督 Bリーグ初視察「男子選手の勉強中」も「時間がないです」

 バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(54)が23日、代表監督としてBリーグを初視察した。

 B1の渋谷-宇都宮を視察。ハーフタイムにオンラインで報道陣の取材に応じ「たくさん選手たちを見ている。Bリーグのコーチもたくさん話している。長い間女子にいたから、今、男子選手の勉強中です」と話した。

 この日の試合には、五輪代表ではベンドラメ(渋谷)、比江島(宇都宮)が出場。ホーバス監督は、2人を「やっぱりよく見ている」としながらも「若い選手も見ている」とコメントした。ただ「名前は今だしたくない」と明かさなかった。

 また、初陣となる11月のW杯アジア1次予選中国戦(仙台)までに20人強を招集したトライアウトを行い、選手を見極めたい考えという。

 現在はBリーグを中心に五輪など、多くの試合の動画を見たとし「時間がないです。だから、僕のバスケットのスタイルで誰が合うか、今すごい探している」と話した。

 ホーバス氏は、今夏の東京五輪で女子日本代表を率い、銀メダルを獲得。9月の就任会見では「ちょっとビックリだったけど、すごいチャレンジが大きい。100%頑張ります」と話していた。

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