小林陵侑 圧勝シーズン締め自信 絶好調「飛んでいて楽しい」

 「ノルディックスキージャンプ・UHB杯」(30日、大倉山ジャンプ競技場)

 男子は小林陵侑(24)=土屋ホーム=が1回目に130メートル、2回目に最長不倒の143・5メートルを飛び、合計309・4点で快勝した。49歳の葛西紀明(土屋ホーム)は20位。女子は高梨沙羅(25)=クラレ=が134・5メートル、136・5メートルの271・0点で圧勝した。

 小林陵は思わず両手でガッツポーズした。2回目はサマージャンプのジャンプ台記録に並ぶ大飛躍。夏のシーズンを圧勝で締め「自信になった。ジャンプの内容がいいし、飛んでいて楽しい」と声を弾ませた。

 いずれも最後に誰よりも低いスタート位置から出た。特に2回目は「初めて」と振り返るほど、助走路が短く、飛距離を出しにくい条件だったが「関係なくいいジャンプができた」とものともしなかった。

 この夏の国際大会、グランプリは2試合に出て優勝と2位が1度ずつ。22、24日の全日本選手権ではノーマルヒルとラージヒルの2冠を達成した。11月20日に始まるW杯を見据え「(勝てる)チャンスはあると思う。冬が楽しみですね」。北京五輪が控えるシーズンの本格スタートが待ち遠しい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス