三原舞依4位、樋口新葉6位 ワリエワが世界最高V ロシア勢が表彰台独占
「フィギュアスケート・スケートカナダ」(30日、バンクーバー)
女子フリーが行われた。日本勢は、ショートプログラム(SP)7位の三原舞依(シスメックス)がフリー142・12点、合計210・01点をマークし、それぞれ自己ベストを更新。4位まで順位を上げた。「1つ1つの試合で自己ベストを更新していけるように強くならないと。五輪代表になるには、それだけの練習と強さが必要。もっともっとレベルアップしたい」と力強く語った。
SP5位の樋口新葉(明大)は、フリーの自己ベストとなる135・86点、合計205・27点で6位。冒頭のトリプルアクセルについては「緊張した中でも大きなジャンプを跳べたことが自信につながった」と振り返り「これからどんどん成長できたらいいなと思う」と話した。。
SP12位の河辺愛菜(木下アカデミー)はフリー6位の133・22点をマークし、合計186・52点で9位まで巻き返した。「フリーが、試合来なければいいのにってくらい怖くて。本当に安心したのが一番です」と安どの表情だった。
優勝は、SPで世界歴代2位の高得点をマークしていた15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)。フリー180・89点、合計265・08点で、それぞれ自身が持つ世界最高得点を更新した。
2位はトゥクタミシェワ(ロシア)で合計232・88点。3位はコストルナヤ(ロシア)で合計214・54点。ロシア勢が表彰台を独占した。