伊藤美誠、盟友・早田ひなと久々ペアに自信「男子にも勝てる」世界選手権で再結成

 卓球女子で東京五輪混合ダブルス金メダルなどメダル3個を獲得した伊藤美誠(21)=スターツ=が4日までにオンラインで取材に応じ、五輪後初戦となる世界選手権(23日開幕、米ヒューストン)に向けて意気込みを語った。シングルス、女子ダブルスの2種目に出場するが、五輪のシングルス、団体戦では中国勢に敗れただけに「リベンジできるワクワクがある。中国選手に勝つことが目標。2種目で優勝を目指す」と決意を新たにした。

 女子ダブルスでは、久々に盟友の早田ひな(21)=日本生命=とのペアが復活する。世界ランク1位に輝いたこともある「みまひな」は、東京五輪もあって20年1月の全日本選手権が最後。約1年10カ月ぶりの再結成となるが、伊藤は「すごく久しぶりで本当に楽しみ。練習も少しずつ再開して、久しぶりにやっても強いと私の口から言えるくらい強いので(笑)」と、手応えに笑いが止まらない様子。五輪前、混合ダブルスの練習で水谷隼の都合が合わない時に早田をパートナーに見立てて練習していたというが、「(伊藤・早田ペアで)男子ダブルスとやっても勝てるんじゃない?って(思うくらい)強さがあったので、楽しみです」と自信をのぞかせた。

 19年世界選手権ブダペスト大会では、決勝で孫穎莎、王曼ユ組(中国)と対戦。ゲームカウント2-0と優位に進めて追い詰めたものの、サーブの判定を巡る不明瞭なジャッジもあって形勢が変わり、惜しくも優勝を逃した苦い記憶もある。

 東京五輪団体優勝メンバーにも輝いた孫穎莎、王曼ユは今回女子ダブルスにエントリーしており、「孫選手、王選手とやりたい気持ちがすごく強い」と伊藤。「出てきてくれるのがめっちゃうれしくて、決まった瞬間『よっしゃ!』と言いました(笑)。すごく楽しみ」とリベンジの機会を心待ちにした。

 日本人同士のペアで優勝すれば、1967年大会の森沢幸子、広田佐枝子以来54年ぶりとなる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス