友野一希「吐きそうなくらい緊張」も乗り越え6位発進 GPイタリア大会

 男子SP 演技を終えた友野一希=トリノ(共同)
 男子SPで6位の友野一希=トリノ(共同)
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 「フィギュアスケート・GPシリーズ第3戦」(5日、トリノ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、友野一希(セントラルスポーツ)は83・91点で6位発進した。

 序盤の4回転をこらえながら着氷すると、演技後半のトリプルアクセルはしっかりと着氷。「吐きそうなくらい緊張したけど、しっかり練習をしてきたので、落ち着いて、それなりにジャンプはできた」と冷静に振り返った。

 スピンやステップでレベルの取りこぼしがあり、点数を伸ばしきれなかったことは、緊張が原因と分析。「足が本当に力が入らずバランスを崩したり、そういう要素が目立ったのでまだまだだなと」と反省し、フリーへ向けて「やってきたことを全力で」と力強く語った。

 鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)はジャンプにミスが相次ぎ80・53点で7位発進。首位は金博洋(中国)で97・89点だった。男子フリーは6日(日本時間7日早朝)に行われる。

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