鍵山まさかSP7位発進「パニック」ジャンプでミス連発 GPイタリア大会

 男子SPの演技を終え、引き揚げる鍵山優真=トリノ(共同)
 男子SPの演技を終え引き揚げる鍵山優真(左)=トリノ(共同)
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 「フィギュアスケート・GPシリーズ第3戦」(5日、トリノ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)は80・53点で7位発進した。

 冒頭の4回転サルコーがステップアウトになると、続く3回転トーループは3回転の単発に。演技後半のトリプルアクセルこそ成功したが、得点を伸ばせず、ぼう然とした表情で演技を終えた。

 「思い出せるのはひどいミスが続いてしまったことだけ。サルコーのミスから頭がパニックになってしまって、どうしたらいいんだろうってのがあって、そこを対処できなかった」と無念の表情で振り返った。

 「ミスはミスでも最低限で抑えたかったし、もちろんノーミスを目指していたので悔しい」と鍵山。フリーへ向けて「もう何も考えることはないので、ただひたすら、本当に、思い切ってやるしかない」と懸命に顔を上げた。

 友野一希(セントラルスポーツ)は83・91点で6位。首位は金博洋(中国)で97・89点だった。男子フリーは6日(日本時間7日早朝)に行われる。

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