東京五輪男子エペ団体金の加納虹輝が全日本初V「金メダリストの意地を見せられた」

 男子エペ決勝で村上仁紀(右)を破り優勝した加納虹輝
 男子エペで優勝した加納虹輝
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 「フェンシング・全日本選手権」(6日、六本木ヒルズアリーナ)

 男子エペは、東京五輪団体金メダリストの加納虹輝(JAL)が村上仁紀(あおぞら病院)を15-4で下し、初優勝を果たした。

 五輪金メダリストの貫禄を示した。初の日本一に輝いた加納は「決勝に行ったのも初めてで、優勝したのも初めてなのでとてもホッとしているし嬉しい。金メダリストの意地を見せられた」と喜びを語った。

 今大会は2年ぶりの有観客で開催され、「お客さんが入っている中、金メダリストとして負けるのはどうなんだろうと自分の中で思ってしまっていた」とプレッシャーもあったという。それでも11点差をつけて圧勝し「自分に勝てた。めちゃくちゃ気持ちいいです!」と充実の表情を見せた。

 今月4日に発表された年末恒例「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」で「エペジーーン」がノミネートされたことについては「ノミネートされると思っていなかったのでびっくりした」と驚きながらも「めちゃくちゃ嬉しい」と笑顔を見せていた。

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