駒大2連覇!監督も「ヒヤヒヤ」青学大とアンカー勝負、8秒差で制す 一時11位から逆転
「全日本大学駅伝」(7日、名古屋市熱田神宮-三重県伊勢市伊勢神宮=8区間106・8キロ)
駒大が2年連続14度目の優勝を果たした。2位は青学大で、タイム差はおよそ8秒だった。
終盤までもつれた激戦を制した。駒大は1区で1位に立つも、2区で7位、3区で11位と順位を落とした。厳しい状況も、6区で4位に上がると、7区では“学生ナンバーワンランナー”の田沢廉(3年)が3人抜きの激走で先頭に立ち、18秒差つけて最終8区につないだ。
8区は青学大の飯田に追いつかれ、並走する展開に。しかし、18キロ手前で花尾がスパートをかけて振り切った。
大八木監督は、テレビ朝日系による中継内でのインタビューに、大会開催に尽力した人への感謝をした後で、「ベストメンバーではなかったんですけども、よくこのメンバー、走ってくれましたね。私は選手達を本当に褒めたいと思います」と選手をたたえた。また、ラストまで続いたデッドヒートについては「昨年と同じく、これはラストでどういうふうになるのかなという思いで見ていました。花尾がスピードあるかな、どうなのかな。最後までちょっとヒヤヒヤでしたけど、本当に最後逃げ切ってくれて、本当にうれしいですね」と語った。