青学大 駒大に競り負け2位 原監督は「采配ミス」ブレーキ区間からV争いに「地力はある」
「全日本大学駅伝」(7日、名古屋市熱田神宮-三重県伊勢市伊勢神宮=8区間106・8キロ)
昨年4位の青学大は最終8区で駒大とのデッドヒートに負け、2位だった。
「男前大作戦」を掲げて挑んだが、惜しくも敗れた。原晋監督は「そりゃ悔しいですよね。勝てるチャンスが幾度とありました。最後決戦で敗れた。残念でした」と振り返った。
チームは区間1位を2区間で獲得する一方で、2区の中村が区間14位、6区の若林が区間12位と失速した。指揮官は「今回は監督の采配ミス。2区間2桁順位があっての優勝は非常に難しい。その中で優勝争いに絡んでいったのは地力はあるのかな」と総括した。
アンカーを務めた主将の飯田は「優勝を狙える位置でつないでくれたが、最後競り負けて2位だった。チームの代表として、キャプテンとして部員には申し訳ない気持ちで一杯です」と肩を落とした。
来年1月には箱根駅伝が控える。指揮官は「2区間の大ブレーキがありながらも先頭まで巻き返す地力がある。箱根駅伝でも十分戦える」と、再戦へ意気込んだ。