F1・フェルスタッペンが2連勝 レッドブル・ホンダ会心の3戦連続ダブル表彰台
「F1メキシコGP・決勝」(8日、エルマノス・ロドリゲス・サーキット)
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2連勝で今季9勝目、通算19勝目を挙げた。セルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位に入り、レッドブル・ホンダは3戦連続ダブル表彰台。アルファタウリ・ホンダ勢はピエール・ガスリー(フランス)が4位。角田裕毅はスタート直後のクラッシュでリタイアした。
レッドブル・ホンダにとっては会心のダブル表彰台となった。
フェルスタッペンは3番手発進。スタート直後の第1コーナーでメルセデスの2台を外から一気に抜き去った。その後は一人旅となり「信じられないようなペースで走ることができた」と誇った。ペレスは前方のハミルトン(英国、メルセデス)に肉薄。母国ファンから割れんばかりの声援を浴び「ホームGPでの表彰台は特別」と喜びに浸った。
フェルスタッペンはドライバー部門首位を堅持。製造者部門でチームはトップのメルセデスから1点差。両部門制覇へ期待が高まる中、フェルスタッペンは「まだ先は長い。あっという間に逆転される可能性もある」と気を引き締めた。