樋口新葉 トリプルアクセル成功でSP日本歴代2番目&今季世界3位79・73点

 「フィギュアスケート、オーストリア杯」(12日、グラーツ)

 女子ショートプログラム(SP)で、樋口新葉(明大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、今季世界3位となる79・73点をマークした。

 ピンクのグラデーションの衣装で登場。冒頭、高さのあるトリプルアクセルを決めると、全てのジャンプを着氷した。スピンやステップも丁寧にこなし、全ての要素で最高評価のレベル4を獲得。72点台の自己ベストを大きく超える高得点を確認すると、笑顔を見せた。樋口は首位発進。フリーは13日に行われる。

 79・73点は、世界歴代7位。日本勢では、紀平梨花(トヨタ自動車)の83・97点に次ぐ、歴代2番目のハイスコアだ。

 22年北京五輪出場を目指す樋口は、10月のジャパンオープン(さいたま)でトリプルアクセルを実戦初成功。10月末のGPスケートカナダは総合6位で、SPではトリプルアクセルを跳ばず、69・41点だった。GP第5戦フランス大会(19日開幕、グルノーブル)に出場を予定している。

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