馬術除外で抗議の公開書簡 近代五種の有力選手ら
国際近代五種連合(UIPM)が競技から馬術の除外を決めたことを受け、ハンガリーの有力選手たちが国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長に抗議の公開書簡を提出した。12日、ロイター通信が報じた。今年の世界選手権で優勝したアダム・マロシは「馬術がないのは(五輪の)五つの輪の一つを奪うようなもの」と訴えた。
近代五種は東京五輪で、ドイツのコーチが馬をたたいたことで非難を浴びた。UIPMは人気低迷で五輪競技から外れるのを懸念し、現行の水泳、フェンシング、馬術、射撃とランニングのうち、馬術に代わる種目を検討。2028年ロサンゼルス五輪からの実施を目指す。