高木美帆 女子1500m通算10勝目「いい経験積めた」

 「スピードスケート・W杯開幕戦」(14日、トマショフマゾウィエツキ)

 女子1500メートルは世界記録保持者の高木美帆(27)=日体大職=が1分56秒00で優勝した。この種目で通算10勝目。男子500メートルは日本記録を持つ新浜立也(高崎健康福祉大職)が34秒69で制して通算7勝目を挙げ、21歳の森重航(専大)が0秒05差の3位に入った。男子団体追い抜きで大林昌仁(福井県スポーツ協会)ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)一戸誠太郎(ANA)の日本は3位だった。

 女子1500メートルの高木美は終盤に宿敵ブスト(オランダ)をかわして完勝。2位だった13日の1000メートルは納得いかない様子だったが、この日は「いい経験が積めた」と満足そうにうなずいた。コロナ禍で昨季は国内にとどまった実力者は、世界でのレース勘を取り戻しつつある段階だ。1000メートルではウオーミングアップで「力が入り過ぎていた」そうで、これも修正した。「考えたことを表現できた」。試行錯誤の繰り返しで進化を続けながら、五輪に向かう。

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