張本智和 浜田雅功に買ってもらった“3点セット”持参で遠征出発「米国で使う」
東京五輪卓球男子団体銅メダルの張本智和(18)=木下グループ=が16日、世界選手権(23日開幕・米ヒューストン)への出発前に成田空港で会見に臨んだ。「今回で3度目の世界選手権だが、まだメダルを獲っていない。まずシングルスでメダルを目指すとともに、3種目でメダルを獲れるように頑張る」と意気込みを語った。
久々の海外遠征で、東京五輪の“ご祝儀”をさっそく活用する。
張本は出発に際し、先日放送されたテレビ番組の企画でダウンタウン・浜田雅功に買ってもらった折りたたみ式洗濯機、携帯炊飯器、テンピュールの低反発枕を持参したと明かし、「この3点セットを米国で使いたい」と声を弾ませた。卓球の大会開催地としては珍しい米国とあって慣れない生活が想定されるが、衣食住の不安を払しょくしてプレーに集中する構えだ。
世界選手権のシングルスでは、17年大会で史上最年少の13歳で8強に入る躍進を見せたが、前回19年大会はまさかの4回戦敗退に終わった。「前回は順位が下がって悔しい思いをした。第一目標は8強。そこまでいけば中国選手や世界のトップ10選手と当たるので、まずはそこまでにどう戦うか。そこから(世界トップ級の)相手をどう倒すか。1つ1つクリアしていきたい」と雪辱を期した。