ひとり横綱の照ノ富士が無傷の3連勝 貴景勝、正代の大関陣も白星で上位陣に波乱なし

 若隆景(手前)の攻めを受け止める照ノ富士(撮影・高部洋祐)
 霧馬山(右)を突き落としで下す貴景勝(撮影・高部洋祐)
 大栄翔(右)と死闘を繰り広げる御嶽海(撮影・高部洋祐)
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 「大相撲九州場所・3日目」(16日、福岡国際センター)

 ひとり横綱の照ノ富士(伊勢ケ浜)は若隆景(荒汐)を押し出しで退け、無傷の3連勝とした。安定感のある落ち着いた相撲で若隆景を一蹴した。

 大関貴景勝(常盤山)も、初日に続く左の突き落としで霧馬山(陸奥)を圧倒、3連勝とした。

 初日黒星の熊本出身の大関正代(時津風)ははたき込みで阿武咲(阿武松)を退けて、2連勝で勝ち星先行。上位陣はそろって安泰で、この日は波乱はなかった。

 関脇御嶽海(出羽海)は前頭筆頭の大栄翔(追手風)をすくい投げで下して、3連勝とした。関脇明生(立浪)は同三枚目隠岐の海(八角)を寄り切って、今場所初白星を挙げた。

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