照ノ富士、阿武咲を下し無傷4連勝 貴景勝も4連勝 全勝は6人

阿武咲(手前)をきめ出しで下す照ノ富士=福岡国際センター(撮影・高部洋祐)
阿武咲(手前)を攻める照ノ富士
照ノ富士(左手前)の前で勝ち名乗りを上げる正代=福岡国際センター(撮影・高部洋祐)
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 「大相撲九州場所・4日目」(17日、福岡国際センター)

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が無傷の4連勝を飾った。東前頭2枚目の阿武咲(阿武松)と対戦。立ち合い踏み込まれたあと、突き放され、まわしがとれない状況。中に入り込まれそうなところを抱え込んで、きめ出しで土俵外においやった。

 5日目は西前頭2枚目の隆の勝(常盤山)と対戦する。

 大関貴景勝(常盤山)も無傷の4連勝。埼玉栄高の先輩、東前頭筆頭の大栄翔(追手風)と対戦。頭で低く激しく当たり、突っ張り合いも優勢。相手がジャンプしてかわそうとするシーンもあったが、冷静に対処して突き落とした。5日目は西前頭3枚目の妙義龍(境川)と対戦する。

 大関正代(時津風)は幕内対戦成績2勝3敗と苦にしている西前頭筆頭若隆景(荒汐)と対戦。立ち合いから圧倒し、押し出しで下した。初日黒星からの3連勝で3勝1敗。5日目は東前頭3枚目の隠岐の海(八角)と対戦する。

 4日目を終えて全勝は照ノ富士、貴景勝、御嶽海(出羽海)、北勝富士(八角)、阿炎(錣山)、佐田の海(境川)の6人になった。

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