日本代表・リーチ 「アウェーでどう勝つかはもっと真剣に考えないといけない」
「ラグビー・テストマッチ、日本20-29スコットランド」(20日、エディンバラ)
日本はスコットランドに惜敗。前半の苦戦が響いた。通算成績は2勝11敗となった。
3戦全勝を目標に挑んだ欧州遠征を1勝2敗で終えた。2試合連続先発のフランカー、リーチ・マイケル(BL東京)は「改めてアウェーで勝つのは難しいなと思った。アウェーでどう勝つかはもっと真剣に今後考えないといけないと思います」と敵地での戦いの難しさを痛感した。
ただ、5-60で大敗した初戦のアイルランド戦からチームが前進していることを実感。「今回9点差で負けて満足は全くないですけど、アイルランド戦から振り返ると成長できている」と語った。
今秋のテストマッチでは初選出の若手も多く起用された。リーチは「新しい選手が代表に入ってきて育成も含めてできた。たくさんの選手がジャパンのスタンダードや世界のスタンダードを感じた1年になったと思う」と振り返った。その上で「次のリーグワン(来年1月7日開幕)で自分の課題を見つけて、次に(日本代表に)合流した時にジャパンのスタンダードが1ランク上がるようにできたらいい」と若手による代表の底上げも期待した。