入江聖奈 五輪後初試合へ「ヤベーぞ」とグミで減量生活

 岡沢セオン(右)とファイティングポーズを取る入江聖奈=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
 笑顔で取材に応じる入江聖奈=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
 岡沢セオン(右)と“カエルポーズ”を決める入江聖奈=墨田区総合体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「ボクシング・全日本選手権」(24日、墨田区総合体育館)

 東京五輪の女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(21)=日体大=が、開会式で選手宣誓を行った。入江は、コロナ禍で昨年の大会が中止となり、今大会も無観客で行われるため「新型コロナウイルスがまん延する状況の中でアマチュアボクシングの聖地、墨田区で試合ができることに心から感謝し、正々堂々と全力で戦い抜くことを誓います」と力強く言った。

 精悍(せいかん)な顔つきが、臨戦態勢を物語っていた。五輪からイベントやテレビ番組への出演など引っ張りだこだった入江。10月初旬には61・5キロまで増えていた体重をフェザー級の57キロに絞って五輪後初実戦に備えた。「ヤベーぞ、と思って鶏肉と納豆かけ丼にしたけど、あまり落ちなくなって、グミ生活に切り替えました」と、入江らしい表現で減量生活を明かした。

 自身の初戦は27日。金メダリストとして2018年以来の頂点を目指す。「五輪は怖い気持ちが強かったけど、全日本は逆に開き直れる。負けたら努力や実力不足というだけ」と原点に立ち戻って再スタートを切る。

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