友野一希 SP首位発進!日本歴代4位で自己ベスト「練習が成果に」

 SPで自己ベストをマークした友野一希
 男子SPで演技する(ISU提供・ゲッティ=共同)
 演技する友野一希(ロイター=共同)
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 「フィギュアスケート・ロシア杯」(26日、ソチ)

 開幕し、男子ショートプログラム(SP)は友野一希(23)=セントラルスポーツ=が自己ベストとなる95・81点で首位発進した。羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)に続く日本歴代4位の高得点で、今季世界7位に相当する。田中刑事(27)=国際学園=はジャンプでミスがあり、76・69点で10位。

 演技を終えた友野は緊張から解き放たれた表情を浮かべ、荒れた息を整えた。「直前まで不安の方が勝っていたけど、最後の最後はたくさん練習をやってきたことが自信になった。練習が成果として試合に出たのかな」。冒頭の4回転トーループ-3回転トーループを着氷すると、その後のジャンプも着氷。ピアノの音色に乗せ「ニュー・シネマ・パラダイス」を演じきった。

 自己ベストで、今季世界7位の高得点。日本歴代では羽生、宇野、鍵山に次ぐ4位だ。それでも「ジャンプの出来はトーループ以外はあまりよくなかった」と反省。「100点近い点数も望めると、可能性の見えるいい自己ベストだった」。勝負の北京五輪イヤー、その道を決して諦めない。

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