ジャンプ男子のエース 小林陵侑がコロナ陽性でW杯第4戦を欠場 前日今季初Vも

W杯ジャンプ男子個人第3戦で2回目の飛躍を終え、笑顔で引き揚げる小林陵侑。今季初勝利を挙げた=ルカ(共同)
 W杯ジャンプ男子個人第3戦で今季初勝利を挙げた小林陵侑。スキーの日本男子で初めてW杯通算20勝に到達した=27日、フィンランド・ルカ(共同)
 W杯ジャンプ男子個人第3戦で今季初勝利を挙げ、サンタクロースの衣装を着た人たちに祝福される小林陵侑。スキーの日本男子で初めてW杯通算20勝に到達した=27日、フィンランド・ルカ(共同)
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 スキージャンプ男子のエースで、前日のフィンランド・ルカでのW杯第3戦で日本男子最多を更新する20勝目をマークした小林陵侑(25)=土屋ホーム=が28日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、同日同地での第4戦を欠場した。欧州メディアが伝え、小林も自身のツイッターで報告した。

 2戦欠場となる見込みで、「僕は元気なのでクリンゲンタール(ドイツ)で」と、12月10日開幕のクリンゲンタール大会での活躍を誓った。自室で受けた簡易検査では陰性だったという。

 小林はロシア・ニジニタギルでの開幕戦で2位となった。同地での第2戦はスーツ規定違反で失格となったが、前日の第3戦では1本目で138メートル、2本目でヒルサイズ超えの最長不倒となる143メートルを飛び、今季初優勝を飾った。ただ、4戦中2戦しか出場できていない状況に「今年はなかなか試合に出させて貰えないな。まだ2試合だけ?」と、無念さを吐露した。

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