馬場雄大「いいコンディションでプレーできている」NBA入りへ心境に変化も
米プロバスケットボールNBA下部Gリーグのレジェンズでプレーする馬場雄大(26)が29日、オンラインで取材に応じた。
昨季はオーストラリアリーグ(NBL)でプレーし2季ぶりに古巣に復帰。リーグ開幕から1カ月が経ち「すごくいいコンディションでプレーできている。レジェンズを選んで正解だった」と手応えを語った。
心境の変化もあった。「NBAに1番近いところでプレーしたい」とレジェンズ加入を決めたが、最近は「NBA選手に執着しすぎずに自分のベストの状態をいかに伸ばしていくかを意識して心がけてやれている」と良い意味で執着心が薄れてきたという。「執着があることで試合で活躍しなきゃいけないというプレッシャーを自分でかけるようになって、思ったように自分のプレーができなかったりする状況があるなと思い始めた。今の状態に満足してプレーすることが自分の最大限の可能性を引き出せる1番良い要素かなと思って」と試行錯誤しながら日々成長を図っている。
東京五輪では日本代表として戦った馬場だが、27、28日に行われた男子日本代表のW杯アジア1次予選・中国戦はハイライトで試合を確認。東京五輪で女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督体制での初陣は2連敗となったが「テンポが速いバスケになったかなというのが印象としてあって、そのバスケットボールは僕の強みでもある。自分に合うバスケットボールかなと思っています」と話した。