みまひな銀メダル…伊藤美誠は目に涙「優勝以外は意味ない」因縁の中国ペアに完敗

女子ダブルス決勝で敗れ、インタビューに応える伊藤(右)、早田組=ヒューストン(共同)
女子ダブルスで準優勝した伊藤(右)、早田組=ヒューストン(共同)
女子ダブルスで準優勝した伊藤(右)、早田組=ヒューストン(共同)
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 「卓球・世界選手権」(29日、米ヒューストン)

 女子ダブルス決勝が行われ、19年大会準優勝の伊藤美誠(21)=スターツ、早田ひな(21)=日本生命=組は、19年大会優勝の王曼ユ、孫穎莎組(中国)に0-3でストレート負けし、2大会連続の銀メダルとなった。

 2年前の再戦にこぎつけた“みまひな”ペアだったが、雪辱を果たすことはできなかった。同世代のライバルである中国最強ペアに、パワーのあるボールを厳しいコースに決められ、攻略の糸口をつかめないまま完敗。伊藤はコートインタビューで、目に涙を浮かべながら「(準決勝で)中国選手に勝って決勝まで上がることができたのは自信になったが、やっぱり優勝以外は意味がないと思っているので、すごく悔しい気持ちでいっぱい」と話した。

 19年大会決勝は、伊藤、早田が2ゲーム続けて連取するなど善戦したが、逆転されて苦杯。また、2-2で迎えた第5ゲーム、9-9の勝負所では、早田のサーブから得点したものの、審判がネットに触れたとして「やり直し」となる“誤審騒動”もあった因縁マッチだった。

 リベンジはならず、パリ五輪に向けて再び中国の底力を見せつけられた大会となった。

 早田は「優勝できなかった悔しさがあるので、またしっかり練習して、いつか絶対優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。

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