元白鵬の間垣親方が国技館で“客席から”観戦「新鮮な気持ち」 全日本選手権
大相撲の元横綱白鵬の間垣親方(36)が5日、東京・両国国技館で開催された第70回全日本相撲選手権を訪れた。現役中は冬巡業期間で同大会を観戦するのは初の経験で観客席から熱視線を送った。
「こうやってボックス席から生で相撲を見ることがなかったので新鮮な気持ち。華がある。わくわくしている。負けたら終わりの怖さは知っている」と、笑顔で語った。
相撲も指導者目線に変わってきた。「親方になって相撲の見方がある。見ててもったいなというのはあった。それは直していけばいい」とうなずいた。
アマチュアから一人でも多く大相撲界にも入って来てほしい。自身も少年相撲の大会「白鵬杯」を2010年から主催してきた。
「基本を大事にしてほしい。たくさん夢を持って頑張ってほしい。夢はたくさん持っていい」と今後、相撲界に貢献していくのが自身の役割。昨年は新型コロナウイルスのため中止となった白鵬杯の2年ぶり開催に向け、関係者と調整していく。