高校横綱・落合 11年ぶりの高校生での全日本8強入り「すぐにプロに行きたい」
「全日本相撲選手権大会」(5日、両国国技館)
落合哲也(鳥取城北高3年)が2010年度大会の中村大輝(当時埼玉栄高、現北勝富士)以来となる、高校生での8強入りを果たした。
全日本8強入りしたことで、高校生として初めて三段目付け出し資格を得た。「すぐにプロに行きたい」と話し、角界入りを希望した。
2年連続で高校横綱となった落合は、予選トーナメントを3連勝で突破。決勝に進み1回戦で2019年全日本王者の強敵・谷岡倖志郎(近大付高所属)を撃破。同2回戦では中村泰輝(日体大)に上手投げで屈した。
優勝の目標は果たせず「悔しいです。相手どうのこうのでなく、かかってこいという気持ちでいった。僕の方が弱かったということ。もっとパワー、スピード、心技体を磨いて、もっと強くなりたい」と悔しがった。