伊藤美誠“2020モード”継続「次も東京五輪という思いで」
東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(21)=スターツ=が6日、都内で行われた「スポーツニッポンフォーラム」の表彰式にリモートで参加し、グランプリを受賞した。コロナ禍で1年延期となったものの「東京五輪は気持ち的に頑張れる源になった」と述懐。自身は世界選手権を終えたばかりで、24年パリ五輪に向けた戦いが始動しているが、「『次も東京五輪』という思いで頑張りたい」と“2020モード継続”を宣言した。
ともに受賞したパートナーの水谷隼(32)は壇上で「集大成の五輪で、最高の結果で引退に花を添えることができた」。今後については「卓球の普及もやりたいが、いろんなアスリートの憧れになるような存在になりたい」と、競技の垣根を越える活躍に意欲を燃やした。