カーリング混合・松村、谷田組 エストニアに痛恨黒星で1勝3敗
「カーリング・北京五輪世界最終予選」(6日、レーワルデン)
22年北京五輪出場権を懸けて行われ、混合ダブルスの松村千秋(29)=中部電力、谷田康真(27)=コンサドーレ=組はエストニアに2-8で敗北し、1勝3敗となった。
五輪出場が懸かる大一番で、痛い黒星となった。日本は複数点を奪えず、第6エンドを終えて2-6と引き離された。逆転を狙った第7エンドもエストニアにスチールを許し、6点の大差を付けられて試合を終えた。
谷田は「ワンミスから失点してしまって、悪い流れを前半、中盤、後半と断ち切ることができずに試合が終わってしまった」と肩を落とした。五輪出場へ、松村も「最後2試合しっかりと戦いきって、結果がついてくればいい。気持ちを切り替えて頑張りたい」と気を引き締めた。
今大会は、会場内に成人向け商品を販売する企業の広告があったことから、NHK・BS1で予定されていた試合中継が次々と中止された。谷田は「残念ながら放送はなくなってしまったということですが、皆さんの声援は見させていただいてる。その力を氷の上でのパワーに替えて頑張りたい。応援よろしくお願いします」と話し、松村も「色んな形で私たちの元に応援メッセージが届いていますし、自分たちもそれが力になっている。放送はないですけど、日本からパワーを送ってもらいたいと思います」と応援を呼びかけた。
今大会の混合ダブルスには14カ国が出場。7チームずつの2グループに分けて総当たり戦の1次リーグを行い、各グループの上位3チームがプレーオフに出場する。プレーオフでは6チームが2枚の五輪切符を懸けて争う。