カーリング五輪世界最終予選 混合の松村、谷田組はニュージーランドに9-5で逆転勝利
「カーリング・北京五輪世界最終予選」(7日、レーワルデン)
2022年北京五輪出場権をかけて行われ、混合ダブルスの松村千秋(29)=中部電力、谷田康真(27)=コンサドーレ=組はニュージーランドに9-5で逆転勝利し、通算2勝3敗とした。
日本は第1エンド、第2エンドでともにスチールを許したが、第3エンドで2点を奪取。不利な先攻で迎えた第4エンドを1点に抑えると、第5エンドで2点を獲得した。第6エンドで2点を奪われるも、4-5で迎えた第7エンドで2点を奪い返して逆転。最終第8エンドでは不利な先攻で3点を決め、4点差で勝利を決めた。
6日のエストニア戦は2-8と完敗しただけに、松村は「(1次リーグの)最後2試合しっかりと戦いきって、結果がついてくればいい。気持ちを切り替えて頑張りたい」と話していた。心機一転、魂のプレーで勝利を引き寄せた。
今大会の混合ダブルスには14カ国が出場。7チームずつの2グループに分けて総当たり戦の1次リーグを行い、各グループの上位3チームがプレーオフに出場する。プレーオフでは6チームが2枚の五輪切符を懸けて争う。