ロサンゼルス五輪でスケボー実施へ 28競技選出 野球、ソフトは追加目指す
国際オリンピック委員会(IOC)は9日、理事会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の実施競技として東京五輪で初採用のスケートボード、スポーツクライミング、サーフィンを含む28競技を選出した。野球・ソフトボールは追加競技入りを目指す。若者に人気の3競技は五輪にデビューした今夏の成功が評価された。来年2月の総会(北京)で承認を諮る。
開催都市枠による東京五輪の追加競技として3大会ぶりに復帰した野球・ソフトボールや新競技だった空手、24年パリ五輪で初めて実施されるブレイクダンスは今回選ばれず、ロスの大会組織委員会が23年に提案できる追加競技に入るかどうかが注目される。
競技から馬術を除外し新種目(未定)を採用する近代五種、組織運営が問題視されているボクシングと重量挙げは保留扱いとし、23年のIOC総会で実施競技に加わる可能性を残した。各競技の実施種目と出場枠は24年12月に最終決定する。