高梨沙羅は今季最高4位 2本目最長不倒も6戦連続表彰台逃す 試練の五輪シーズン
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「ノルディックスキージャンプ・女子W杯」(11日、クリンゲンタール)
第6戦が行われ、18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(25)=クラレ=が1本目125・5メートル、2本目で最長不倒の140メートルの合計230・4点で今季自己最高の4位に入った。ただ、開幕から6戦連続で表彰台を逃し、自身が持つW杯最多記録を更新する110度目の表彰台にお預け状態が続く。マリタ・クラマー(オーストリア)が合計260・3点で今季4勝目をマークした。
高梨はここまで初戦から5戦目までは6位、5位、6位、8位、5位。トップ10以内はキープし続けているものの、勢いのある若手が存在感を示す中で、“表彰台の壁”が立ちはだかっている。