右手骨折のコストルナヤ 北京五輪は絶望的も現役続行を宣言「あと4年残る」

 フィギュアスケート女子で、右手の骨折のため、北京五輪代表入りが絶望的となった19年GPファイナル女王のアリョーナ・コストルナヤ(18)が15日、自身のインスタグラムを更新し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪が行われる4年後まで現役を続ける意向を示した。

 風船とケーキに囲まれた写真を投稿。右手にはギブスがつけられていた。「いつも支えてくれ、私を信じてくれるファンに大きな感謝を伝えたいです。フィギュアスケートにあと4年間残るので、将来皆さんを喜ばせることができるように最善を尽くします。愛を込めて」と綴った。

 ロシアフィギュアスケート連盟は14日にコストルナヤが怪我のため、北京五輪代表選考会を兼ねるロシア選手権(23日、サンクトペテルブルク)を欠場すると発表。ロシアの五輪代表は同選手権と1月の欧州選手権(エストニア、タリン)の結果で選考されるが、五輪代表入りは極めて厳しい状況となっていた。

 コストルナヤはシニアデビュー19-20年シーズンにGPファイナル、欧州選手権などを制し、国際スケート連盟(ISU)のアワードでは最優秀新人賞を獲得した。昨季は不振だったが、北京五輪代表の有力候補の1人とみられていた。今季GPシリーズはスケートカナダで3位、フランス杯で2位となり、新型コロナウイルスの影響で中止となったGPファイナル進出も決めていた。

 ロシア女子はし烈な代表争いを繰り広げており、世界最高得点を連発している驚異の15歳ワリエワ、元世界女王のトゥクタミシェワ、世界女王のシェルバコワ、4回転ルッツなどを跳ぶトルソワらが3枠を争う形となっている。

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